鎌倉建築士フォーラム
トップページ 鎌倉支部の紹介 会員事務所の紹介 耐震診断 建築士のひとり言 ブログ お問い合せ

建築士のひとり言

日本の木の家に住みたい



 最近木の香りのする住宅の建前がなくなった。それは柱や梁にヒノキや杉など日本の天然乾燥材を使うことがほとんど無くなったからだ。最近子供たちに尋ねたところ建物にまつわる「縁側」「床柱」「」「」の意味が分からないと言う。日本の伝統的な建築は絶滅の危機にある。
 森林が国土の七割もある日本で自給できる建築用材は木材だけである。日本人は古代から木で家を作ってきた。そして地震や台風の多い国土のなかで高度な木造技術をつくりあげた。これを伝統木構造と呼ぶ。
 伝統木構造とは
@日本の木(無垢材)を使う
A木を組んで作る
B職人さんが手づくりをする
C日本の伝統をふまえている
という四つの条件を満たすものである。いわゆる意匠上の「和風」ではない。 (2016年6月9日付)

…続きを読む




鎌倉造園界 (2012年3月23日付)

3月6日(火)鎌倉生涯学習センターで開かれた役員会に鎌倉造園界の副会長の梅澤保雄氏と総務の津田一郎氏のお二人をお招きいたしました。毎年11月に開催している仕事展への参加出展の呼びかけのためです。両会の  …続きを読む



三渓園を訪ねて (2012年2月9日付)

横浜市中区本牧にある三渓園。この庭園には17.5haもの敷地の中に配されたさまざまな日本建築が庭園と一体となり、巧みに配されています。まさに古建築のテーマパークとも言える様相を呈しています。国の重要文化財建  …続きを読む



東日本大震災 被災建物の検査調査業務 (2011年12月8日付)

はじめに、東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様、その家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。5月に仙台市の被災建物の検査調査業務に行って来ました。私が実際に見て来  …続きを読む



ナイルの岸辺 (2007年6月25日付)

この春先、国際援助の仕事で、アフリカの南部スーダンの中心ジュバ市に行って来ました。20年以上に渡る内戦により、町は荒廃し、多くの人々の生活は困窮した状況で、砂埃、ごみ,ハエがやたらと目に付く町でした。2  …続きを読む



walking 新横浜 (2007年4月7日付)

横浜市営地下鉄岸根公園駅広場に9時半集合、23名で準備体操を始めた時には雪がチラホラ、冷気に身をすくませた。3月17日は新横浜駅の開発に伴い発展した市街地や周辺の公園や散歩道を散策する約10?qのWalking。  …続きを読む



素材の流行-スクラッチタイル (2006年9月20日付)

建築の素材は、それぞれの時代に流行するものがあります。現在だと自然素材の珪藻土などはその例と言えるでしょう。写真の旧華頂宮邸ができたころ流行した素材にスクラッチタイル(引っ掻き模様のあるタイル)という  …続きを読む



三次元ヴィーナスを観に行く (2006年9月7日付)

この夏、上野・東京芸大の大学美術館で開催されたルーブル美術館展に行って来た。いちばんの目的は三次元データ化されたヴィーナスだ。月刊CAD&CGに紹介された記事に刺激されてどうしても観たくなった次第。会場の一  …続きを読む



信州の鎌倉・安楽寺八角三重塔 (2004年9月2日付)

昨年から、鎌倉に関連のある地域を意識的に歩くようになりました。初めはそのつもりはなかったのですが、旅の途中、偶然立ち寄った郷土資料館で、鎌倉に関連のある地域であったことを知ることがたびたびあり、いっそ  …続きを読む



やれやれです (2004年6月2日付)

「鎌倉建築士フォーラム」の誕生です。 たったこれだけのことですが、いろいろありましたね、その製作プロセス。 なにはともあれ、「こんなにも遅くなってしまって、すみませぇ〜ん」と、担当者としては素直に頭を  …続きを読む


Copyright ©2004 (社) 神奈川県建築士事務所協会 鎌倉支部 All rights reserved.