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 2006年9月20日   素材の流行-スクラッチタイル

文:倉澤智


建築の素材は、それぞれの時代に流行するものがあります。現在だと自然素材の珪藻土などはその例と言えるでしょう。写真の旧華頂宮邸ができたころ流行した素材にスクラッチタイル(引っ掻き模様のあるタイル)というものがあります。フランク・ロイド・ライトが旧帝国ホテルに使用したスクラッチ煉瓦から普及し出したタイルで、昭和初期の建築に数多く使われました。このタイルが使われていることで建物の年代まで予測がつくことになります。スクラッチタイルのようにすぐれた素材の流行はよいのですが、くれぐれも安易な素材(たとえばプリント合板など)の流行にはだまされないように。


鎌倉の旧華頂宮邸(1階腰廻りにスクラッチタイルが使われている)


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